たつの市御津町周辺観光地

写真をクリックすると、フォトギャラリーが表示されます。

瀬戸内海国立公園・播州新舞子
2010年1月4日 新舞子 紅の干潟  新舞子は、関西随一の遠浅な海岸で、大潮の時は、東西1.5q、南北に500m以上の干潟が現れます。
 春は潮干狩りが楽しめクマデなどの道具を使いアサリ、はまぐり、バカ貝、マテ貝が捕れます。特にマテ貝は、ジョウレン等で干潟の砂を削り、卵形の穴に塩を入れて少し待っていると、穴から水があふれ出しマテ貝が出て来るので、それを手で直接つかみ引き抜きます。捕るのを失敗したら、2度と出てきません。殻が柔らかいので、手を切る時があるので気を付けましょう。夏は、海水浴、干潟で砂遊び、魚捕りなどして、子供でも安全に楽しめます。
 新舞子浜は、優良な釣りの名所でもあります。春〜夏には、キス、テンコチ、セイゴ等がボートに乗って釣れます。
秋には、ボートに乗りテンヤをつかいイイダコ、マダコ等が釣れます。多い時には、1人で40匹以上釣れます。秋〜冬にかけて、サーフで近年流行しているルアー釣りでハネ、ヒラメを狙い干潟を歩きながら釣っている人を見かけます。
 新舞子浜は、全国でも有数の美しい干潟が現れます。朝日や夕日に照らされ幻想的な干潟を求め全国から多くのカメラマンが訪れる写真の有名スポットでもあります。特に冬の干潟は、夜明け前の「紫色の干潟」、朝焼けの「紅の干潟」、 太陽の角度、光線の強さにより「黄金の干潟」「プラチナの干潟」などともいわれる干潟の風景が見ることの出来る海岸のひとつです。この素晴らしい光景は、御津のパワースポットと言ってもおかしくなく、見れば神秘的で感動します。夕景では、「ダルマ夕日」が見られる海岸としても知られています。日没時によく蜃気楼の一種の「浮島現象」も見られます。新舞子は、一年を通して変化にとんだ風景です。
 新舞子海岸でも、シーグラスが拾える海岸です。白(透明)、茶、水色、緑は、比較的多く拾うことが出来ます。また、レアグラス 黄、濃い青、濃い緑、ハート形、ビー玉などを拾いました。


たつの市御津町・播州綾部山梅林
梅林からの眺望  24ヘクタールの広大な綾部山丘陵に「ひと目2万本」海の見える梅林として西日本一といわれる綾部山梅林。 眼下には瀬戸内海国立公園・新舞子海岸が広がり、瀬戸の島々が一望できる風光明媚な梅林です。また、梅林内には、 1500年前の古墳時代に造られた綾部山古墳群があり、中でも有名なものが「正玄塚」を筆頭に総数23基が点在しています。
 この梅林がある綾部山は、メジロが数多く生息していて、写真撮影は開園食後から1時間前後が比較的メジロの群れに遭遇することが良くあります。
 6月上旬〜中旬には、梅ちぎり体験ができ、採った梅(H20年は、1sあたり500円)で持ち帰れます。また、新舞子に行く道沿いに集荷場があり、新鮮な梅をお買い求めすることも出来ます。


たつの市御津町・世界の梅公園
梅公園内  平成5年に開園した世界の梅公園は、園内に日本はもとより、中国・台湾・韓国などの世界の梅、約350種が植えられており、観梅時には、色とりどりの花が咲き乱れます。この公園は、綾部山の山頂に整備された公園なので、園内各所からの眺望は絶景で、姫路の工場地帯、小豆島、四国、赤穂、播州室津が一望できます。
 また野鳥も数多く生息しています。特に観梅時期によく見られる野鳥としては、メジロが有名でが、ここ綾部山にはかなりの個体が生息していて、メジロの撮影スポットにもなっています。300mm以上の望遠レンズと出来るだけF値の小さい明るいレンズ があると大きく鮮明な写真が撮りやすくなります。メジロは、常に動きまわっていて手持ちで、撮影するのがベターだと思います。


たつの市御津町 歴史と伝説の港町・播州室津
冬・室津の夕景  室津の港は、奈良時代(1300年前)からの歴史がある古い港町です。行基法師が、大輪田の泊(神戸)や魚住の泊(明石)とともに開いた摂播五泊のひとつでもあります。そして、江戸時代には、西国大名の参勤交代の上陸地として栄え「室津千軒」といわれたほど賑わい、多いときには6軒もの本陣が軒を連ねたほど栄華を極めましたが、残念ながら今は跡地に石碑のみが残るのみですが、港には歴史の雰囲気が町中にあふれています。歴史ある港だけに、多くの伝説も伝えられ、その一つに遊女伝説があります。木曽義仲の第三夫人友君が、義仲の死後、室津に逃れ遊芸を披露して旅人の旅愁をなぐさめた。この友君が遊女の元祖になったという。浄運寺に遊女友君のお墓が残っています。またこのお寺には、浄瑠璃「お夏清十郎」で知られるお夏像もあります。文学では、竹久夢二、井原西鶴、谷崎潤一郎、司馬遼太郎などの文豪たちが室津に訪れそれぞれの室津を描いています。
 毎週土曜日(冬場は、日曜日もあります。)に、漁港の施設横で捕れたての新鮮な魚、海老、ワタリガニなどの直売と、地元おばちゃんたちが持ち寄った、切り花、野菜、加工品などが販売されています。冬期なると、室津特産のカキが並びます。
 室津周辺の海岸は、優良な釣りのスポットでもあり御津〜相生まで、自然のままの海岸が残り、手軽に釣り場に行けるためたくさんの釣り人が訪れています。 


姫路市 世界文化遺産・国宝姫路城
ライトアップされたお城と夜桜  元弘3年(1333年)に赤松則村が姫山に砦を築いたのが始まりです。現在の姫路城の基本は、天正8年(1580年)、羽柴(豊臣)秀吉が、3層の天守閣 を築いたのに始まり、慶長6年(1601)に池田輝正が、8年の歳月をかけて、大天守などをほとんど取り壊し大改修をし、複雑な構造と壮麗な天守閣を築きあげ 、本多忠政が千姫のために三の丸、西の丸一帯を増築して、ほぼいま見るような城が完成しました。 現在、大天守、東小天守、西小天守、乾小天守、イ、ロ、ハ、ニの渡櫓の8棟が国宝、城内74棟の建物が重要文化財に指定されています。 また、日本に残る屈指の名城として、平成5年(1993年)ユネスコの世界文化遺産に登録されました。
 姫路城は、どの位置から見ても美しく、1年を通じていろいろな表情を見せるため、写真家にとっては魅力的な建物です。 城内には、数々の伝説、逸話も残されています。有名なものには、播州皿屋敷、宮本武蔵などがあります。


姫路市・小さな城下町 林田町
たちこめる朝霧と鴨池(西池)  姫路市北西、たつの市との境にある林田は、「播磨風土記」にも地名の起こりが書かれている古い歴史をもつ町。江戸時代、建部家1万石の城下町として栄えた面影が古い町並みや陣屋跡などに残っています。林田は、播州手延素麺発祥の地ともいわれ、「素麺濫觴の碑」があります。
 他に、寛政6年に第7代藩主建部政賢が建てた藩校 敬業館の講堂あり、玄関には幕府の勘定奉行・松平定信が書いた「敬業館」の額が残り当時の雰囲気を漂わせています。庄屋では、林田には1万石の大庄屋が3軒ありましたが、今は1軒のみが現存していて、当時の大庄屋の財力を偲ばせています。
 右の写真は、西池(鴨池)といい、初代藩主建部政長がかんがい用のため池で、築島には弁天様が祀られています。


たつの市 播磨の小京都・龍野
龍野城 桜と隅櫓  清流揖保川を挟むように、広がる龍野は、童謡「赤とんぼ」を作曲した三木露風のふるさと、昔は醤油のにおいがよくしていましたが今はあまりしていませんが薄口醤油、夏の食べ物定番の播州手延そうめんなどが有名です。
 その歴史は古く、室町時代には、川の西岸の鶏籠山山頂にお城が築城され、城下町として栄え、江戸時代に現在ある場所に移され今に至っています。脇坂藩5万石時代の城下町の姿がまるでタイムスリップしたかのようにあっちこっちに残され、播磨の小京都といわれる所以です。
 春には、龍野公園、龍野神社、龍野城周辺の桜は、県下有数の桜の名所です。秋には、龍野神社、聚遠亭、もみじ谷の紅葉も県下有数の紅葉の名所でもあり、江戸時代から昭和初期の町並みとのコラボレーションで、たくさんの観光客が訪れます。
 また、入館料が10円のうすくち龍野醤油資料館では、昔の醤油の製造で使われた道具等も展示されています。そうめんの里では、全国でも珍しい素麺の資料館があり、見学者も素麺を細く引き延ばしていく「小引き作業」と「門干し作業」という乾燥作業が疑似体験が出来ます。


トップページへ戻る。